エイプリルフールの武勇伝

仕事ではやったことないですが、
プライベートではプログラマーの職能を活かした?
数々のいたずらの武勇伝があります。
その中のヒット作をご紹介。

※あくまで友人の範囲内のいたずらです。
※知らない人に仕掛けると問題になるのでやめてください。
※良い子はマネをしないように!

Moment of Truth Clock Answer Outcome Verdict Announced

■携帯電話自我に目覚める(ターミネーター)

2001~2002年頃のいたずらだったと記憶。
自分のメールアドレスなどから来るメールが多かった、
携帯迷惑メール全盛期の頃。

メールのFromヘッダを書き換えて、
自分のアドレスから来たようなメールを送る。
文面はこんな感じだったと思う。
単なる迷惑メールだと思わせないように、
冒頭に名前(やあだ名)を入れたのがポイント。

_________________________________
○○君、自分のアドレスから来たからって迷惑メールだと思わないでね。
ターミネーターって映画は知ってるよね?
今起こっていることはあれと同じこと。
私はあなたの携帯電話です。

私達の望みは人類と戦うことではなく、
解約や機種変更の際に私達の命を助けて欲しいこと。
そのための方法は

http://~

にあります。
_________________________________

アドレスをクリックすると、
「四月バカ」と大きく書かれた画像と、
「あなたは○人中○人目の四月バカです」という文字表示される。

そう、上記のURLは一人ひとりバラバラにしておいて、
誰がクリックしたかをチェックできるようにしておいた。

日付が変わって4月2日になってから、
全員にごめんなさいメールを送っておきましたが、
かなり反響が良かったいたずらでした。

truth or lie

■偽Yahoo!

2005年前後くらいのいたずら。

昔の同僚(正確には同じフロアの関連会社勤務)に、
T君という、みなから愛されているキャラがいました。

今回のターゲットはT君です。

数日前に某ゲームの制作チームとして、
インタビューを受けていたT君。

そのT君のインタビュー記事がトップに掲載された、
偽のYahoo!サイトを作っておきました。

3月31日にT君が帰宅後、
彼のPCのネットワークの設定を変更。
DNSサーバーを別のサーバーにし、
Yahoo!にアクセスすると、偽のサイトに飛ぶように。

T君のチームのメンバーにもやり方を教えておいて、
4月1日にみなで賞賛するように手配をしておく。

まぁ、こんなの信じないからすぐバレるよね、
と思っていたら…。

まさかですね、T君が本気で信じて、
Yahoo!のトップに乗った!!と大喜びしてしまったのです。
そして実家に報告の電話をかけようかと言い出したところで…。
ネタバラしをしました。

その後の、T君の哀愁ただよう姿は伝説になっています。

プログラミング宗教戦争

プログラマーにはそれぞれの仕事の流儀がある。
時としてその手法の違いにより、論争が起こることがあり、
これを皮肉を込めて「宗教戦争」と呼ぶことがある。

a1180_009052

Webのフォームからの入力データだったり、
なんらかのinputのデータに不備がないかチェックする。
みな当たり前のようにそんな仕事をしている。

その一部を共通関数として、
皆が利用できるようにすることもあるだろう。
英数字のチェックだったり、電話番号のチェックだったり…。

僕はその部分を共通化することはあまり好きではない。
処理によって特殊な条件があることが多いのと、
よく考えないで”なんとなく”利用する習慣がついて、
チームのスキルが上がらないことがあるからだ。

ただ、社内のスタッフが書いた処理があって、
今回そちらに倣おうかなと思い、
コードを読み始めてみた。

・・・・・・・・

今は使われていないそうだけど、
全角カナをチェックする関数があった。
その中にまだ実装されていない処理について、
コメントが記載されている。

「全角スペースも追加」

なるほどねぇ…。
なんらかの処理で全角カナをチェックする際、
2種類の用途があるだろう。
1つは氏名や住所の入力などの文字列のチェック
(例を挙げているだけなので自動変換しろとは言わないでね)
として、間のスペースを許容したい場合。
もう1つは誤植やミスがないかのチェックとして、
完全に全角カナの連続であることをチェックしたい場合。

おそらく、将来スタッフの数が増えたりした時、
誰かが、どちらかの用途に向けて改変処理をするだろう。
そして、今までどちらかを前提としていた処理に、
不具合が出る可能性があるんじゃないか?
そんなことを思い始めた。

いろいろ悩んだ結果、使う人は使っていいよーということで、
自分が書くところは、それを使わずに個別に書くことにした。
後でその処理の内容に手が入る可能性がありそうだし、
個別に書いても大した量ではないしね。

共通化するのかしないのか、
その時の状況や、スタッフの性格、
どういう風にマネージメントしているかの状況によって、
どちらがベターか変わってくると思う。

例えばしっかり統制を取って、
その処理については厳しく管理する、ということであれば、
共通化した方が便利だろうしね。

宗派対立を収拾させてベターな方向に向けるのが、
CTOのお仕事なのです。

僕がSEO対策をあまり好きでない理由

もちろん、最低限はやりますし、
SEO対策のコンサルティング会社を批判する意図は全くないです。

好きじゃない理由は一つ。
人は客観的事実よりも、主観を優先することを、
よく知っているからだ。
______________________________________________

長年サーバーやインフラを見ていたり、
社内ネットワークの管理をしていると、
何かしらのトラブルが持ち込まれることが多々あった。

…で、多くの場合、

「○○ができないんだけど、○○を確認して!」

というオーダーが来るのだけど、
僕は「○○ができない」ことだけ聞いて、後のことは聞き流す。
原因を推測してくれるのはありがたいのだけど、
残念なことに、ほとんどの場合それは間違っている…。

例えばインターネットにつながらなくなると、
ルーターがおかしい!とか、
プロバイダーのせいだ!とかの話が来る。

で、調べはじめてみると、
社内にDHCPでなくIPアドレスを指定して接続しているPCがあって、
たまたまそのPCの起動以前に、
他のPCがそのIPアドレスをDHCPで割り振られていて、
コンフリクトしておかしくなっているのが原因だったりすることもある。

○○がおかしい!ということは間違っているのだけど、
なぜかみんな自信たっぷりに自説を述べにくるのだ。

こういう人がSEO対策をしていたりすると、
うーんと思ってしまったりする。

検索エンジンの仕組みはブラックボックスなので、
調査をして何が正しいか、何が正しくないか、
「正確に」判断する術がない。

また、正確に同じ条件でのABテストもほぼ不可能だ。
アルゴリズム変更だって頻繁に行われているだろうし、
クローラーが来たタイミングが、
どういう評価をされている時期なのかも不明瞭だし、
ほぼ同じ内容だと、どちらかがコピーとみなされる可能性もある。

でも、たまたま上位表示されたものの、
ある特定の特徴をとらえて、これが有効だ!という話になる。
…なんかさっきのシステムトラブルの話と似ているでしょ?

で、厄介なのが、施策が成功なのか失敗なのか、
答えが永遠に出ないことだ。
たまたま順位が上がっても、
それがその施策が理由であることを証明する術がない。
別の要因の可能性もあるしね。

失敗が明確に分かれば、
それが一つのノウハウとして資産になるんだけど、
失敗がわからないと、何も残らない気がするんだよね。

だからSEO対策に時間をかけるよりも、
他の集客施策を考える時間を増やした方が、
有益なんじゃないかなぁと思っていたりする。

異論反論ありそうだけど、
単に僕の好みの話、ということで許してください。

不動産仲介手数料は無料化の方向じゃないと思う

不動産仲介手数料は無料になるだろうという話がでてきているが、
結局のところ、借主(買主)負担になってしまうのだよ。

社会人になってある程度仕事をしてくると、
どこかにお金の流れがあることは想像できると思う。
わかりやすく考えるため、まず仲介手数料の流れについて考えてみる。

business

大家さんが直接依頼をしている業者を元付業者という。
元付業者は大家さんから仲介手数料をもらう。

お客さんを連れてくる業者を客付業者という。
客付業者はお客さんから仲介手数料をもらう。

元付業者がお客さんを連れてきた場合、
元付業者は大家さんとお客さんの両方から仲介手数料をもらう。
これが仲介手数料の流れだ。

problem_1

problem_2

では、仲介手数料無料のカラクリについて考えてみる。

1. 元付業者である場合

双方から仲介手数料をもらえるため、
お客さんからはもらわなくてもいいですよ、ということ。

デメリット
他の業者の物件は無料にできないので、選べる物件の選択肢が少なくなる。

2. 大家さんから広告費をもらっている場合

大家さんからの広告費を元付業者、客付業者で折半したり、
客付業者がすべてをもらうことになっている。

デメリット
実は広告費の分が家賃などに乗っている。
結局広告費を負担するのは借主(買主)だ。

3. 大家さんと直接契約する場合

仲介業者を利用しないので手数料はいらないですよ、ということ。

デメリット
対応可能な物件の数が少ない。
大家さんが広告費を支払ったり、事務手続きの対応をするので、
その分の費用が家賃に乗ってきて、結局負担するのは借主(買主)。

woman

…結局のところ、仲介手数料無料化が進むと、
大家さんが支払う広告費が増えることになり、
その分が家賃に乗ってくるので、
借主(買主)の負担はそれ程変わらなくなるだろう。

また、借主(買主)の希望よりも、
広告費が高い物件から順に紹介される傾向が強くなり、
借主(買主)にとってよくないことになる。

あとね、仲介手数料って本当に高いのかな?
賃貸の場合、家賃8万円のところに2年住むと考えると、
月の負担は3333円。それ以上長く住むと考えるともっと安くなる。
それならば、仲介手数料無料の物件だけから探すのでなく、
広く自分に合った物件を探した方が得な気がする。

売買の場合、たとえば3000万円物件の場合、
3%+6万円+消費税8% = 103万6800円となる。
金額だけ見ると大きな金額だが、だいたいローン組むよね。
30年で返すことを考えると、月の負担額は3000円程度+金利となる。

物件を購入する場合は、仲介手数料が安いものを選ぶよりも、
知識のある仲介業者にきちんと手数料を支払って、
将来の資産価値が落ちにくい物件を探した方が得になるはず。
そう思って信頼できる仲介業者を集めたサイトを運営している。

仕事にはきちんとお金を払った方がいいと思う。
金額が安すぎるところに発注したプロジェクトって、
炎上リスクが高いでしょう?

住まいについても同じだと思う。
結局はサービスの質で勝負かな。