経営者ポエム

年末です。

Facebookのタイムラインに、
知人経営者の今年の反省、来年の目標記事が並ぶ時期です。
友人がこれらの記事を「経営者ポエム」と称して笑っていたので、
僕も「経営者ポエム」とやらを書いてみようと思ったわけです。

…ですが、真面目な話を書くキャラでもないので、
いつもの通りやろうと思います。

ええ、一応僕にも芸風というのがあってですね…。

将来の目標として、Googleを超えるとか、Facebookを超えるとか、
みんな大きなことをどーんとぶちまけるわけです。
なので、僕も大きなことを書いてみることにしてみました。

そう、年末らしく、考えること数時間…

徳川埋蔵金を掘り当てよう!
うん。これはでっかい話だ!

若い人は知らないと思いますが、昔「ギミア・ぶれいく」という番組があってですね。
糸井重里さんをリーダーとした、壮大な発掘プロジェクトがあったんです。
最深部が60mにもなる穴掘って、バブルっぽい番組で。

今はどうなっているんだろう?と思って調べたら、
さすがのデイリーポータルZさん。数年前に調査されてました。

赤城山その後

なんかね、ああいうの楽しそうじゃないですか。
マーク・ザッカーバーグみたいに大金を寄付することも素晴らしいですが、
(税金対策のスキームじゃないかとの話もありますが)
使いきれないくらいのお金を稼いで、
それを徳川埋蔵金の発掘に充てるんだ!
雇用も生むので社会的意義もあるぞ。

こんなバカげたことやっているのは誰もいないでしょう?
と思ったら一人だけ見つかりました。
しかも、もっとスケールが大きいのが。

2位じゃダメなんでしょうか?

で、どこを掘るか

やはりギミア・ぶれいくの徳川埋蔵金発掘プロジェクトの跡地でしょう。

番組が嘘(演出とも言うらしい?)を言っていなければ、
江戸時代以降に掘られた穴や遺物が発見されているので、
なぜそんなものがあるのか、未だにわかってなかったと思います。

いや、そんな理屈はどうでもいいんです。

あそこを掘ることにロマンがあるのです。

見つかったどうするか

ええ。見つかります。
ですので、その後のこともきちんと調べておきましょう。

Wikipediaによると、遺失物法の規定により、
埋蔵金の5~20%に当たる報労金が支払われるとの見解となっています。

埋蔵金を200兆円とすると、10兆~40兆円が手に入るわけです。
トヨタ自動車の時価総額を超える可能性があります!

どれくらいの資金が必要か

この際だから集められるだけ集めましょう。
こういうのはクラウドファンディングでしょう!

どこかのクラウドファンディングサイトさん、
来年のエイプリルフールに、
徳川埋蔵金発掘プロジェクトを建ててみませんか?
PV取れると思うんですが…。

オチ

この話オチがないんです…ごめんなさい。
年末を振り返る宣伝として、
2015年に飲まれたベルギービールのランキング
でも貼っときましょう。

…とこんなブログに今年もお付き合いいただきありがとうございました。
あと一回、箱根駅伝ネタでも書いて、今年の締めくくりとしたいと思います。

来年はぜひ一緒に徳川埋蔵金を発掘しに行きましょう!

どーでもいい話

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これ読む人の3%位の人には刺さるかもしれないけど、
97%の人には本当にどーでもいい話。読む価値ないぜ。

…というわけで箱根駅伝の季節でございます。

毎年、箱根駅伝を面白く見る方法を書いていて、
大半の人に「ウザイ」と言われながら、
ごくごく一部の少数の方から大絶賛をいただいております。
詳しくは僕のSlideShare参照

だけど、当日観るだけじゃなくて、区間配置にも絶妙な駆け引きがあって、
12月29日頃に発表される区間エントリーについて、
各大学の監督さん同士の心理戦が繰り広げられています。

ただ走る順番と思いきや、
その並べ順が結果を左右するわけなので、
ここでは各監督がどんなことを考えているのかを解説してみようかと。
ええ、どーでもいい話です。

大きな誤解

よくある勘違いなんですが、絶好調時の力通りの走りをすると思われていますが、
90%くらいの選手はそんなに速く走れません。

自己ベストタイムは「自己ベスト」なわけです。
絶好調の時にはそのタイムで走れたかもしれませんが、
箱根駅伝当日に、年間で一番の調子に合わせられている選手はごく少数です。

「調子が良い」という状態は作れていても、
「絶好調」であるかは走ってみないとわからない。
これがまず大前提としてあります。

追いかける選手の心理と、先頭を走る選手の心理

仮定の話として、追いかける側、逃げる側とも、
ハーフマラソン(21.0975km)の自己ベストが1時間3分18秒の選手が、
7区(21.3km)を走るとしましょう。
絶好調であれば、1kmを3分ペース、
1時間3分54秒の力があるという前提です。
そして、人間とは、自分にとって都合の悪いことよりも、
自分にとって都合の良いことを信じる傾向にあります。

箱根駅伝当日の実際のコンディションは、
1時間4分30秒の状態だったとします。

追いかける側の選手は、自分が絶好調であると過信の仮定をします。

5km 14分50秒
10km 29分45秒
15km 44分45秒
20km 59分55秒
21.3km 1時間3分54秒

くらいのレースプランを描くでしょう。
ですが、当日はそこまで力があるわけではありません。
10kmくらいまではプラン通りに行くのですが、
オーバーペースでその後失速。

5km 14分50秒
10km 29分50秒
15km 45分15秒
20km 1時間0分50秒
21.3km 1時間5分0秒

あたりの結果になってしまします。
冷静に自分の状態を判断できていれば、
1時間4分30秒で走れたものを、30秒のロスをしてしまいます。
これが繰り返されるのが、追う側の大変さです。

では、逃げる選手の心理はどうでしょう?
最悪追いつかれても、先頭で並んで次の区間に渡せればいい、
という、大きな失敗をしないためのレースプランを考えます。
なので、最初から自己ベストより少し遅いレースプランを作るでしょう。

5km 15分5秒
10km 30分10秒
15km 45分15秒
20km 1時間0分25秒
21.3km 1時間4分30秒

そう。このレースプランなら、無理なくこなせます。
同じ力の選手を使っても、30秒の差が出ることになります。

よく「先行した方が有利」といいますが、
これがそのカラクリです。

先頭との差が開けば開く程、
追いかける側の選手は自分の力以上の走りをしようと無理をし、
後半失速。
逃げる側の選手はより安全なレースをしようとコンサバに行き、
ミスの確率がどんどん下がる。

という傾向が顕著になります。
ほんと、どーでもいい話

1区の特殊性

というわけで、先行する、または先頭に近い位置でレースを展開するため、
1区は非常に重要な区間となります。

個人レースなら負けても自分の責任で済むのですが、
駅伝の場合はそうはいきません。
最悪でも先頭からの差を最小限に留める必要があります。

そこで、1区を走る選手に監督から出る指示は、大半の場合、
「順位は関係ない、先頭から○○秒差以内で持って来い」
区間賞を狙えるような選手については、
「1位でなくてもいいから、先頭と並ぶような位置で持って来い」
ということになります。

そこでどういうレース展開になるかというと、
各選手同士が牽制しあって、スローペースで展開しつつ、
六郷橋のアップダウンまで集団で、
先頭から10位くらいまでの差が開きにくいということが多かったのです。

なので、力があるけど、一人で走るのに不安がある1年生や、
チームのエース級より少し力が劣る中堅選手だけれども、
常に安定した成績を残す(陸上用語で「外さない」と言ったりします)
選手を起用することが多かった区間です。

…ですが、ここ20年くらいの中で、
それを逆手に取った戦略が出てきました。

早稲田大学がよく使っていた戦法なのですが、
チームのエースor準エースを1区に投入して、
独走を狙うという思い切った戦略です。

そもそも、早稲田大学はスポーツ推薦で入部する長距離選手は、
年間3名しかいません。
後は一般入試や自己推薦で入ってくる選手、
付属校(付属校にもいい選手がいたりしますが)から上がってくる選手のみで構成されるので、
どうしても他校に比べて選手層は薄くなります。

ですが、「早稲田」というブランド力は強く、
少数ですが、その年のNo.1高校生を獲得できたりします。
その結果、数人のスーパーエースと、
他大学より少し力の劣る選手で10人が構成されることが多いです。
(今年に限って言えば逆で、エースはいないが層が厚い構成です)

普通に勝負をしたら勝つのが難しいので、
1区で独走状態を作って、他大学の焦りを誘うという作戦でした。

2011、12、14年の大迫選手の1区起用で、その傾向がさらに顕著になり、
2014年からは各大学とも対策をとって、
1区に主力選手を起用してくるようになったのが、
最近の区間配置のトレンドになってきています。
ここまでどーでもいい話にお付き合いいただきありがとうございます。

区間配置の戦略

ようやく本題です。
でもここからもどーでもいい話でしかありません。

  • 先行した方が有利(というか出遅れがとても不利)
  • スローペースの1区は差が付きにくい

この2点を覚えていただいて、区間配置の話をしましょう。

あ、もう一点ありました。
12月29日頃に1区~10区の選手と、補欠の6人を発表します。
レース当日に変更できるのは、往路、復路合わせて4人までで、
その場合は、1区~10区にエントリーされている選手と、
補欠を入れ変えることしかできません。
「1区エントリーを3区に変更」のようなことはできないルールです。

この3点を覚えていただいて、区間配置の話をしましょう。

いろいろ考え方はあるかと思いますが、
オーソドックスな考え方としては、
山の特殊区間、5区、6区の2区間と、
エース区間である2区に起用する選手を決めた上で、
他の区間を考えるということかと思います。

1区をスローペースと読むなら、結果が安定している選手。
ハイペースを読むなら主力を投入、ということになります。

そこで、今年の区間配置の心理戦のキーになりそうなのが、
東洋大学の服部弾馬選手と、青山学院大学の久保田選手という有力選手です。
(1月2、3日は正確には来年ですが、便宜上「今年」という表記を使います)

今年は普通にやれば青山学院大学の圧勝と思います。
神野選手が不調で使えなかったしても、優位は変わらないと思います。

こういう圧倒的有利なチームがあると、他大学は後半勝負は仕掛けられません。
そこで、東洋大学が服部弾馬選手を1区に使い、逃げ切りを狙うんじゃないか?
ということが予想されます。

青山学院大学も、去年1区で好走した久保田選手を再び1区で起用する場合、
今年は非常に状態がいいので、1区で逃げ切られるとレースが決まってしまうんじゃないか?
という危機感もあります。

…ですが、蓋を開けてみたところ、東洋大学は服部弾馬選手を他の区間で、
青山学院大学も中堅選手を起用して、先頭と僅差であればOK、という作戦かもしれません。

前述の通り、力が抜き出ている選手が起用されない限り、
差が付きにくい展開となります。
本来、他の区間で使うと1分程のアドバンテージがある選手を起用して、
スローペースの展開で15秒しか差を付けられなかった、
というのも、勿体ない起用となります。

そこで、1区、3区に走る予定のない選手をエントリーしておいて、
他大学の出方を見てから、当日エントリー変更で、1区、3区の選手を決める、
とうことがありそうです。
スローペース予想なら力の劣る方を1区、
ハイペース予想なら力のある方を1区といった感じです。

また、この方法の利点としては、万が一2区の選手にアクシデント
(急な怪我、インフルエンザ、発熱など)
があった場合に、補欠に残しておいた準エース級の選手を、
2区に入れるようなことも可能となります。

このあたり、青山学院大学、東洋大学、駒澤大学の、
手の内の探り合いで、1区、3区に偵察メンバー入れるんだろうなーと、
展開予想をしつつ、自分なりにどうする?と考えてみるのも、
箱根駅伝の一つの愉しみだったりするので、
ここまで読んだ奇特な方は、12月29日あたりに発表される区間エントリーを見つつ、
1月2日の朝を楽しみに、いろいろ考えてみるといいかと思います。

ほんと、どーでもいい話